FOSS4G 2018 Tokyo 開催報告

2018年11月9日(金)〜11月10日(土)にかけて、東京大学生産技術研究所(地図)にてFOSS4G 2018 Tokyoを開催しました。

 

コアデイ懇親会終了後の集合写真

 

9日のハンズオンデイには98名、10日のコアデイには130名ほどの方にお越しいただくことができ盛況のうちに終えることができました。FOSS4G(Free and Open Source Software for GIS)に関心のある多くの参加者のみなさま、スポンサーのみなさま、そして話題提供やハンズオン講師をしていただいたみなさまのおかげです。スタッフ一同よりあらためてお礼申し上げます。

 

今年のFOSS4G Tokyoではテーマを「Edge」(意味は端、へり、極端など)として、GIS業界のEdgeを攻める方たちに集い盛り上がっていただければと考え、今年度からOSGeo財団日本支部の代表となったEdgeなキャラクター(褒め言葉)な岩崎新代表のもと、準備をしてまいりました。

 

写真のEdgeにいるのが新代表

 

ハンズオンデイでは、コアとなるQGIS初級編・中級編にくわえて、R、GeoDjango、Javascript/MySQLと、デスクトップGISからプログラミングでの数値計算、Webでの可視化と幅広い分野を対象に5つのハンズオンを実施しました。

 

QGISハンズオンの風景

 

GIS自体の初心者もターゲットとしたQGIS初級編では今年も多くの受講者があり、GISに興味を持ち新たに始めてみようという方の多さを感じられました。一方で実際のデータセット(G空間情報センター)を活用した午後のQGISや、高度な数値計算や可視化を扱うRなどの実践的なハンズオン。そしてWebでの地理空間情報の可視化を行うGeoDjangoやJavascript/MySQLなどのGISデータに馴染みのある中~上級者向けのハンズオンと技術レベル的にも広い範囲をカバーしていました。

 

コアデイでは、特別セッション (GNSS時代の位置情報の活用に向けて)を始め、教育・インフラ・可視化へのFOSS4G活用事例の紹介や、Edgeの効いた技術開発の話、そしてコミュニティについての話などがあり、GISをすでに活用している技術バリバリな人だけでなく、これからなんか活用してみたいという人でも興味を持ちやすいテーマが多く見られました。

発表を聞いて、みなさまの業務、研究、遊び、そしてお子さんの自由研究!などへの活用のきっかけになれば幸いです。

 

コアデイ・メインホール

 

コアデイ・ホワイエ

 

そして、本イベントメインの懇親会についてですが、例年参加されている方は、その内容の変貌っぷりに驚いたことでしょう。今年の懇親会担当者はかなり気合を入れて準備をしてまいりました。IT系の懇親会の定番(ピザ・唐揚げ・フライドポテト)から打破し、目指せFOSS4GHokkaidoということで手配をいたしました。これからは日中の話題提供だけでなく夕方からの懇親会も、FOSS4GTokyo行ってみようか、というきっかけ作りになれば幸いです。

 

最後に次年度についてですが、コアデイの最後にも発表がありましたが、2019年は東京ではなく新潟での開催となります。場所を聞くだけで懇親会の日本酒が楽しみではありますが、メインのコアデイの話題提供、そしてハンズオンデイも盛り上げるべく準備を進めてまいります。時期はまだ未定ですが、今年よりも少し早め(9月あたり)になるかもしれません。

来年度もFOSS4Gイベントにてみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

 

FOSS4G 2018 Tokyo 大会実行委員長 縫村